エネルギースポットである寺院において、現代アートと書画の展示

 

 

 

 

日時:6月12日(土曜日)〜6月20日(日曜日)

18時〜21時

場所: 月眞院 (高台寺塔頭) 拝観料:¥500

605ー0825 京都市東山区下河原町528 ねねの道沿い

 

後援;京都ユネスコ協会

協力:筆墨硯紙 四寳菴 / 株式会社 遠藤照明

 

 

京都の歴史あふれる寺院、エネルギースポットにおいて、「白と黒」という接点をもつ、異なったエネルギーをもつ2人の作品を展示することによって、
新しいエネルギーある空間を創造できる。異なったエネルギーの共存の可能性を追求できればと考える。

 

川尾朋子「細胞の声」

古典を臨書することが日常にあるが、自分の体に
吸収させ、筆と身体が一つになるためだと考えている。
書道の伝統という流れの中に自分がいることは
意識しているが、制作の中では、現代を今を生きる私が、
私の精神でしか、作品を制作することはできない。自分の中を顕微することにより作品を制作している。
そこにはさまざまな様相を呈した痕跡や孤独、絶望があり、
その暗闇の沈黙を破るために制作しているのかもしれない。その暗闇を破れば、そこには光があると信じている。
しかしそれは果てしない作業で、永遠に続くもの
であるように思う。煤を練り上げてつくる自家製墨の繊細なマチエールにより、
自身の内なる世界を発信していくことで、
他者の暗闇を破る何かとなることを願いたい。

 

安彦哲男 Black & white #2

現世は、自分を基準に相反するもので形成されている。
+ & ー、男ー女、前ー後、右ー左、
negative-positve,big-small, inside-outside e.t.c.、
そして 白ー黒。
 
子供のころから絵具で遊び、実家の染め工場で、
いろんな色を見てきました。ネオンの光を使って作品制作始めてからて、
いろんな色の光を使って表現してきました。
 
白と黒が究極の表現方法のように感じました。
 
すべての色(白以外)が混ざれば、黒になる。 
すべての光が集まれば、白になる。
 
「宇宙を覗く隙間をさがす」と言うテーマで
作品創りをさせていただいてますが、
隙間の中に見えるのは、白黒の世界のような気がします。

 

梅雨時期の作品展にもかかわらず、多くの方々に御高覧いただくことができました。

ありがとうございました。

 

 

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